老齢年金の繰り上げ・繰り下げ請求 | 年金相談オフィスKAJU|京都市南区の社会保険労務士事務所

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老齢年金の繰り上げ・繰り下げ請求

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こんにちは♪京都の女性社労士、年金相談オフィスKAJUの木村です。

老齢年金の繰り上げ・繰り下げ請求を希望するお客様が何人も続きました。
年金の繰上げ・繰下げ受給 日本年金機構

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/seido/roureinenkin/kuriage-kurisage/index.html

短命家系でも「障害年金」というほどではない独身女性、それぞれ繰り上げたい理由を持つ3名の独身男性、老後の年金はあてにしていないというご夫婦にはご希望通り、一刻も早く受け取って頂けるよう年金を繰り上げ請求しました。
お引止めしたケースは、10歳下の会社員夫を持つ60歳女性。差し迫った理由なく、何となく繰り上げることはいったんお引止めし、後日改めてこの方のリスクをご説明し、ご判断頂く予定です。

繰り下げ関連のご相談では、老齢年金未請求の70代ご夫婦。ご相談の結果、ご夫婦分の老齢年金をすぐご請求するのがベストな選択でした。
(奥様は増額された過去分を一括受け取り(繰り下げみなし)、ご主人は在職老齢年金制度により全額支給停止のため、暫く障害年金3級を選択受給しつつ、来春以降、給与が下がる時期を待って老齢年金に選択替えをすることに。給与をいつ・何等級にするか(随時改定)、年金の選択「年金受給選択申出書」、それらの届け出の時期も重要です。)

繰り上げか、繰り下げか、どちらが正解?

冒頭の各お客様の個別具体的な内容で垣間見えた通り、
年金を、減額されても早く受け取る「繰り上げ」か、受け取りを遅らせることで増額させる「繰り下げ」か、どちらが正解とは一概に言えません。減額されたら必ず損とは限らないし、増額されて必ず特をするとも限らず、その方の状況や、価値観にもよるところ。
年金に関しては人によって条件が違いますので、一般的なご説明ではあてはまらないことも多く、制度の認識違いで不要なご心配をする方や、備えるべきリスクに気が付かない、または思いがけず損をする方など様々です。
年金ってそんなに簡単に受け取れるの?繰り上げたいけど、何か注意があるのでは・・と不安な方。繰り下げのつもりで放っているけど大丈夫?など年金について引っかかる方は、どうぞお気軽にご相談ください。

KAJU=果樹とは果実のなる木。

余談ですが、先日障害年金認定のお礼に、お客様から綺麗なドライフルーツの詰め合わせを頂戴しました。ティーブレイクに頂きながら、ふと事務所名のKAJU=果樹にちなんで下さったのだ!と思い至り、感激しました。
『英語でbear fruitには〔努力・苦労などが〕実る、実を結ぶ、報われるの意味があります。
小さな種。大きな種。今抱える悩みの種が大地に落ちて、やがて甘い果実に形を変えてほおばれる日がくるように』そんな願いを込めて、お客様のお役に立ちたいと付けた事務所名です。
何があったとしても、令和7年はこれでよし。きたる令和8年が皆様にとって、よい1年になりますように。


~老齢年金、障害年金、遺族年金についてご相談を承っております~

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